【保存版】ウィールの硬さやセッティングについても学べる! ローラースケートのパーツ解説!

ローラースケートパーツ解説

ローラースケートって、買ったはいいものの
「ウィール(車輪)はこれでいいのか? もっと適したものはないのか?」
「今のローラースケートのパーツが破損した場合、どうしたらいい?」など
ネット上に情報がないのでわからず困っている人が多いです。

Facebookのメッセージなどでも聞かれましたので、今回は私たちも試行錯誤したローラースケートのパーツとセッティングについて解説したいと思います。

ローラースケート靴(ブーツ)

まず、靴にはヒールがあるタイプヒールがないタイプがあります。
ブーツの材質は革やスウェード、合皮などがあり値段も様々です。

しっかりローラースケートをするならば、合皮はおすすめしません。革は足が蒸れにくく、臭くもなりません。滑っているうちに自分の足にフィットするようになり、長く使えますよ!
安価にローラースケートを試してみたいという方は合皮のものでもいいと思います。

ヒールがあるタイプの靴

こちらはアメリカ カリフォルニアのローラースケートブランド、Moxi Rollerskates(モキシーローラースケート)!

moxi rollerskates
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ローラースケートは後ろ体重になってしまうと尻もちをつく感じで転んでしまいます。ヒールがあるローラースケート靴(ブーツ)を選ぶと重心がつま先になり、転びにくくなります。

また、私ユリリンマンソンもそうでしたが、女性ってスクワットをしたときにかかとが浮いてしまう人が多いんですよ。
そういった方にはヒールのあるタイプの靴をおすすめします。

さっと違和感なく屈めるものが良いです。
もちろん柔軟をして身体を柔らかくすることも重要です。

正しい屈み方の姿勢については、こちらの動画にて。笑↓

ヒールがないタイプの靴

VANS SK8 HI ローラースケート

スニーカーでもローラースケートを自作できます。画像はVANS SK8 HI (バンズ スケートハイ)で自作したもの。
ベースがスニーカーですので動かしやすくいです。スニーカータイプのローラースケートで激しくスケートパークで滑っている外国人も多いです。
少し後ろに転びやすいですが慣れだと思います。

 

プレート

 chaya プレート

プレートは足回りを左右するもっとも重要なパーツです。 靴(ブーツ)にネジとナットでしっかり留めて使います。このプレートをベースにトラックをつけて、そこにウィール(車輪)がつくという感じですね。

プレート

ポロンと転がってるのは「ピボットカップ」です。これでトラックがフィットするようになっています。衝撃を吸収するクッションの役割も果たします。
長いネジは「キングピン」といい、このキングピンを軸にトラック、ウィールをつけます。メーカーにもよりますが、キングピンの角度は45°、20°などと種類があり、後で説明するトラックと角度が合わないと使えないので注意が必要です。

 

プレートにも材質が様々で、アルミやチタンなどの軽量金属ですと値段が上がります。

 

sunliteプレート

プラスチック性のものもあり、こちらはSUNLITEプレートです。安価で強く軽いので良いです。
日本では売ってなく、以前イギリスのサイトで買いましたが、到着までかなり時間かかりました。

 

トラック

truck

曲がり具合や乗り心地を左右するトラック。ウィール(車輪)がつく土台となります。

純正のローラースケートについているトラックの幅は大体2インチ(約5.08cm)くらいです。
小回りをきかせたいローラーダンスには純正がちょうどいいですが、スケートパークやランプで滑るアグレッシブローラースケートの場合、カスタマイズしてpennyの3インチのトラックをつけることをおすすめします。

pennyもどき

こちらは安価なpennyのコピー品です。pennyもどきと呼んでますが、いい感じです。
(楽天で買えたのですが今探したら、サイトから消えていました)

海外のパークスケーターを見てもほぼトラックのサイズは3インチです。安定しますし、ランプのコーピング(鉄パイプ部分)を縦に滑らせるグラインドという技がやりやすくなります。

vans rollerskates

傾けた時に片輪が浮く事もなくしっかり地面について安定するのでコンクリートパークで壁に張り付くように滑ることができます。

 

ウィール(車輪)

実はローラースケート用のウィール(車輪)は日本ではあまり出回っていないです。

RollerBonesウィール

こちらはRoller Bones(ローラーボーンズ)というローラースケートのウィールのブランドのウィールです。スケボー用ウィールのbones(ボーンズ)のローラースケート版なので安心のブランド。デザインもかっこいいですよね。

スケボー用のウィール(車輪)をつけてもいいのですが、ローラースケートのトラックのシャフト部分がスケボーより短いため、ネジが閉まらない場合があります。

 

ユリリンマンソン
そしてスケボー用だと2倍いるので、2倍お金かかります。笑
古賀パークでのローラースケート

こちらはスケートボード用のウィールをつけたものです。純正のトラックではなくpennyのコピー品のトラックを使っているのでスケボー用ウィールもばっちりです。

 

先ほどプレートの際に説明した、キングピンの角度ですが、20°のプレートだとpennyのトラックが合います。45°のものは合いませんので注意が必要です。

ちなみに、20°よりも45°のプレートの方がより速いパワフルな滑りに向いているそうです。

ウィール(車輪)の硬度について

ウィールの側面を見てみると小さく80とか101Aなど表記されているのが確認できると思います。これが硬さを表す数値です。このAの前の数値が大きくなるにつれて硬く、小さくなるにつれて柔らかくなります。

クルーザー用のソフトウィール
78A〜80Aくらいです。
ガタガタした路面も吸収してくれるので滑らかに滑ることができます。そして、とても静か!
スケートパーク用のハードウィール
96A〜103Aくらいです。
グリップ力がないので横滑りするような感じです。
激しく攻めるパークスケーターであれば101〜103Aくらいがいいですが、やや柔らかい96Aくらいがスケートパーク初心者にはオススメです。

パーク用、野外用、ダンス用とシチュエーションに合わせて色々試したんですが、オールマイティーに使うならソフトウィールよりハードウィールがいいです。スケートパークもローラーダンスもスピードがあった方がいいので。ダンスのスピンも硬いウィールの方がよく回れます。
101Aくらいの硬いウィールにツルツルの床だと横滑りするのが多少怖いですが、横滑り覚悟です!

ソフトウィールを使う場合は外のクルージング&お散歩用になると思います。長距離もストレスなく滑れるのはソフトウィール! そして静かで良いです。

あと、硬度はメーカーによって誤差があります。ウィールの色によっても若干変わるそう。白いウィールが一番硬いそうです。

 

ユリリンマンソン
色付きの塗料をまぜると柔らかくなっちゃうっぽいです。

 

ウィールのサイズについて

サイズは好みだと思いますが、基本的には54mm〜57mmくらいがいいと思います。小回り効いた方が楽しみやすいです。
手に入れやすいRollerbones(ローラーボーンズ)のこちらのウィールをオススメします。

rollerbones

色は紫、ピンク、グリーン、白があります。amazonに売ってましたが海外サイトのため高すぎました。ムラサキスポーツ 上野本店に問い合わせてみると手に入るかもしれません。
ムラサキスポーツ 上野本店のサイトはこちら

光るウィールもあるよ

あ、そうそう光るウィールもあるんですよ。めちゃカワイイ!
中に磁石が入っていて、回ると発電する仕組み。光るウィールはほぼソフトウィールでクルージング&お散歩用です。

夜のイベントなんかで人気者になれます。

 

ベアリング

ウィール(車輪)が回転するのを助けるのがベアリング。いいベアリングだとよく回ります。セラミック製のベアリングは高値ですがメンテナンスをしながら長く使えます。

REDS BONES

安価でおすすめなのはこちらのBONES(ボーンズ)のREDS(レッズ)のコピー品。中国でコピーされているらしく安いそうです。正規品は2,500円以上しますがこちらもBONESと書いてあり、同じパッケージ。高いものを買ってメンテナンスするよりも消耗品としてこちらを買う方がコスパが良い気がしてます。ローラースケートの場合は2セット必要です。

ブッシュ(ブッシュゴム/クッションゴム)

ローラーダンスをメインでされている方はあまり拘らないようですが、アグレッシブをするローラースケーターには重要です。スケートボードと同じように使っています。

ちょっと高いけどハードコアブッシュシリーズ
hardcore bushings

ソフト、ミディアム、ハードがあり、さらには形状がピラミッド型になっています。
筒状よりピラミッド型の方がより沈み込みます。グラグラするのではなく、体重をかければ沈み込むような程よい硬さを目指しましょう。
また体重によっても変わるためこれは本当に自分の足にしっくりくるまで試行錯誤が必要な、奥深く楽しい部分です。

ストッパー

ブレーキの役割のゴム製ストッパー。プレートに合わせたストッパーが必要です。
ストッパーそのものがネジについているタイプと、ベルみたいな形で中にネジがあるタイプがあります。

ネジになっているタイプの方が設置面が大きいので安定感があると感じます。しかも、かわいいハート形や星形まででてます。

ハートのストッパー

ちなみローラーダービーをする方はこれくらい大きなストッパーを使われてます。

ダービー用ストッパー

 

ダンス用はこちらのジャムプラグというものを使うと良いです。
ゴム製じゃないので、ストッパーではなく、キャップ(蓋)みたいな感じです。

ジャムプラグ
ストッパーがあるとすぐ地面についてしまうので踊りにくいため、ストッパーなしのローラーダンサーも多いです。片足だけストッパーありの方もいます。

どちらもSilverfoxさんの通販サイトで購入可能。
SilverfoxのWEBサイトはこちら

 

必ずじゃないけどあると良いローラースケートパーツ・用品

スライドブロック

ランプのコーピング(鉄パイプ部分)をスライドさせるトリックをするためにつけるスライドブロック。海外サイトでしか購入できませんが、いくつかあるので紹介します。

discoblox(ディスコブロック)

discoblox

CIBのブロック

CIBブロックほんとは真っ白ですが、マニキュアで塗りました^^

かまぼこのような形です。

海外にしか売っていなくて以前まな板で作ったものをつけていました!
それがこちら。

これも悪くはなかったですが結局CIBのブロックを買いました。滑りがいいです!

T字レンチ 工具

T字レンチ

こちらは必ず持っていないとダメです!!
ウィール部分のナット、トラック部分のナット両方が調整できます。

あとはインソールもあるのですが、オススメのもの商品のリンクが見つからないのでまた追記します!



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