スケートパークやイベントでローラースケートを履いていると子供たちが興味を持ってやってくることは結構あります。
スケボーをやっている少年が「あっちがいい」と言ってきたこともあります!
見ていると面白そうに見えるようですね^^
保護者の方からも
- いつからローラースケートの練習を始めるのが適しているか
- どこで買えるのか
- どういったローラースケートを選べばいいか
- 転倒や事故をしにくい安全なローラースケートはあるか
- 値段はいくらくらいなのか
聞かれることがあるので今回はローラースケートを子供の頃から始めるメリットやローラースケートがもたらす効果、ローラースケートの種類、正しい選び方をご紹介したいと思います。
子供がローラースケートを始めるメリットやローラースケートがもたらす効果は?
1.体幹とバランス感覚が身につく
ローラースケートは不安定な中バランスよく滑るもの。滑りながら遊んでいるだけで自然とバランス感覚が養われ、その体幹は他のスポーツをするときにも活かされます。
またスケートパークで滑るローラースケートでは
- スピードをつけるために膝の屈伸や手の振りを使って漕ぐ動作(全身運動)
- 重力を理解し、その中でタイミングを掴みトリックを決める動作
- スピードと重力と踏みこむ力を利用しながらR面に角度を合わせて滑る動作
- 踏み込む力や膝の屈伸でスピードをコントロールする動作
- 上半身と下半身の連動性を把握し、回転を加える様々なトリック
など、スケートボードと同様に身体能力をアップさせるのにふさわしい奥深いエクストリームスポーツ(アーバンススポーツ)です。
2.集中力が身につく
上手くなってくると自分の足と同じ感覚でスイスイ滑れるようになると思いますが、スケートパークで滑るローラースケートは斜面を滑り降りるタイミングでトリックを決めるので、危険も伴います。集中しないと危ないゆえに、集中力を身につけることができます。
ローラーダンスも体の軸に集中しながら行わなければならないので、同じです!
3.全身運動なので肥満防止に役立つ
私ユリリンマンソンもローラースケートをしていてとんでもない思い違いをしていたんですね。足で滑るんだと思っていました。ですが、違うんです・・・
ローラースケートは全身運動なんです!
全身を使って漕がないと上手く滑れません。
こんなに息を切らしたり汗をかいたりするものだと思っていませんでした。
4.見られることに慣れ、本番に強いハート(メンタル)が身につく
スケートパークでローラースケートをしていると、見られます。(街中で滑ってても見られますが。笑)その視線の中でトリックを決めるメンタルを身につけることができます。
5.スケーターの社会の中で仲間を作り、マナーを身につけられる
子供は他のスケーターの邪魔にならないように配慮する行動や、順番を待つというマナーなどが最初はわかりませんが、スケーターのコミュニティーに身を置いていることで自然と理解していきます。
またスケーターは基本的に年齢関係なくフラットで実力主義なところがあり、子供でも対等に扱ってもらえる関係性です。
6.どんどんできるようになっていくのが楽しい! さらに自信もつけられる
ローラースケートのうまさは滑った量に比例します。
最初は転んでばかりでも、だんだんコツを掴んでいき、いろんなことができるようになってきます。そしてそのコツコツと継続した努力をすることで自分に自信もついていきます。
子供にオススメなローラースケートの種類は??
子供用ローラースケートといっても豊富なバリエーションがあります。それぞれどう言った特徴があるのかを解説します。
クワッドローラースケート
車輪(ウィール)が車のような形でついているローラースケート。
これが俗に言うローラースケートですね。光GENJIが履いている形です。
縦に車輪(ウィール)が4つ並んだインラインスケート(ローラーブレードと呼ぶ方もいる)よりは立った時に安定感はありますが、かかとにストッパーがついていないモデルだと尻もちをつくような転倒をしやすいです。
紐で結ぶタイプがオーソドックスですが、インラインスケートと同じようにバックルになっているタイプもあります。子供用は脱ぎ履きがしやすいモデルが楽かもしれません。
【SFR】子供用 クワッドスケート SFR200 SPECTRA Pink-Green サイズアジャスト式 18-20cm&20-22cm
サイズが変更できます!SPECTRAは、子供用の調整可能なソフトブーツタイプのクワッドスケート。 コンフォートフィットライナーを採用した履きやすいモデルです。
インラインスケート(ローラーブレード)
縦に車輪(ウィール)が4つ並んだローラースケート。ローラーブレードと呼ぶ方もいますが、それはブランド名の1つです。
インラインスケートは大会なども開催されているので、クワッドローラースケートよりも将来性があるのはこちら。
ブーツはシェルという足を支える硬いプラスチック部分が外側にあり、中には取り外して洗えるインナーがあります。
車輪(ウィール)は4輪縦にならんでいるのですが、用途によって車輪のサイズ感やつき方が変わっています。ただ滑って楽しみたいのであれば「フィットネスタオイプ」で良いでしょう。
「まずお試しに」とリーズナブルなトイスケートを試すのもアリですが、もしも本格的にアグレッシブスケートをやりたいのであれば、後々ちゃんとしたものを購入することになります。アグレッシブブーツは左右にコーピングに引っ掛けられる部分があり、仕様がちがいますので!
アグレッシブスケートは画像のように真ん中の2輪は小さく、引っ込んでいて、実質2輪で滑っているような形になります。
スラローム用は車輪(ウィール)が大きく旋回性能が高く曲がりやすい仕様となっています。
本格的なインラインスケートにオススメなブランド
- K2(ケーツー)
- FILA(フィラ)
- ROLLERBLADE(ローラーブレード)
- SEBA(セバ)
【FILA(フィラ)】 インラインスケート ホイール エクストリーム J-ONE GIRLS COMBO
インラインスケートの世界トップブランド、FILAが提供するジュニア用最新モデル。サイズ調整式のジュニア用インライン!プロテクター付きでお得!
マーカーが付いていてオリジナルの色付けができるインラインスケート! K2は安心のブランドです。
HELLYS:ヒーリーズ(ローラーシューズ)
ちょっと前に子供達の中で大ブレイクしていたローラーシューズ、HEELYS(ヒーリーズ)!HEELYSならではの2ウィールは、前輪が補助輪の役割をするので、初心者の方でも早く滑る楽しさを体感することが可能となっています。
基本的には靴なので危険性がないのが最大のメリット!
あまりにもみんなが履くのでイオンなどの大手ショッピングモールに「ローラーシューズ禁止」の張り紙がしてありますね。注意されないように気をつけてくださいね。笑
靴の上から着脱可能なローラースケート
現在のアラフォー世代が懐かしむと思われる靴の上から着脱可能な装着型ローラースケート。今もあるんです。しっかりローラースケート楽しみたいという子供にはあまりオススメしませんが「まずは試したい」「コスパ重視」という方にはいいと思います!
そして次世代! こういうのも出てます。フラッシュローラー! もっと着脱が楽になっていてシューズサイズは約19〜27cm(横幅65~86mm)まで装着可能。ローラー部分は電池なしで、レインボーカラーで光ります!
いつからローラースケートの練習を始められる?
少し早いかと思われるかもしれませんが3歳ごろから滑ることできます。
市販のローラースケートの最小サイズは14cm。足がそのサイズに合うようになれば大丈夫です。商品によってはダイヤルでサイズ調整が可能な可変式ローラースケートもありますので、成長期の子供にはそちらをお勧めします!
子供用にどんなローラースケートを選ぶのが良い?
1. 成長期の子供にはサイズ調整可能な可変式ローラースケート
大人用のローラースケートはつま先にゴムのストッパーが付いているのですが、小さい子供は安全のために後ろにストッパーがついているものがオススメです。
先ほどもお伝えしたように、子供は成長が早いのでサイズ調整が可能な可変式ローラースケートをおすすめします。その方がコスパもいいですしね。
少し成長すると、大人と同じつま先にストッパーが付いているものに変えるといいと思います!
こちらはサイズ調整可能な幼児用ローラースケート、EZ ROLLを愛用中のエミリー!(14cm〜17cm)
2. 可変式じゃないものなら少し大き目を購入しよう
ぴったりのサイズを買うよりも少し大きめでいいと思います。成長途中ですし、中にインソールをいれることもできますので。キツキツのローラースケートを履くのは痛すぎて辛いです。
3. 汗っかきの子供たち! インナーが取り外せて洗えるものもGOOD
インラインスケートは外側がプラスチックで、中が布製のインナーがある仕様です。クワッドローラースケートも同様の仕様になっているものがあります。インナーが丸洗いできるものは清潔を保てるのでいいと思います。
4. やっぱり見た目が気に入ったものを!
なんだかんだ続けないと買った意味がない! 見た目が気にいるのも大事な要因かと思います。私ユリリンマンソンも一目惚れからのスタートでしたからね!
子供がローラースケートを始めるのに、一緒に買うものは?!
手首、肘、膝のプロテクターとヘルメットは必ず用意してください。
ヒップパッド(尻あて)もあるとさらに心配なし!
ポップでビビットなカラーバリエーション! INDUSTRIAL(インダストリアル) 子供ヘルメット
低価格で高品質!ビビットでカラフルなカラー! ステッカーを貼ってカスタマイズしてもカッコイイ!
しりもちついても大丈夫! Kufun 服の上から装着できる子供用ヒッププロテクター(ヒップパッド)
あなどれない尻あて。あるのとないのでは大違い!子供には服の上から装着できるこちらがオススメ。
リーズナブルでかわいい WinLineの肘・膝・手首のプロテクター3点セット
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